飯島 英規 議員

平成30年 第4回定例会 12月20日 本会議 一般質問
順序 議席番号・議員氏名  3番・飯島英規 再生
6 件 名 質問項目 (要旨含む)
歴史まちづくりにしつこく長く投資する
01
20世紀型まちづくり、人口増加右肩上がりの時代、郊外団地住宅地の開発、土地の高度利用住宅のマンション化、今住んでいる人よりも新しく住む人を優先する。開発により地価が上昇し、新住民により地方税がアップする。工業団地の造成。工場誘致により新しい雇用が生まれ地方税(法人事業所税他)がアップする。この論理は現在も通用するのか
02
少子高齢化、過疎化、空き家増加問題、空き店舗増加、商店街シャッター通り化、ゆくゆくは学校・病院・郵便局がなくなる。このような事態に対して、政府・自治体は、観光による交流人口の増加、コンパクトシティ構想を打ち出す。しかし、魅力のないところには、人は来ない。コンパクトにしただけでは魅力は高まらない。利便性の高さでは地方は都会に勝てない。どう対応するか
03
歴史まちづくりの成功事例。空き家に新住民が、空き店舗がうまった。重要伝統的建造物群保存地区 福岡県八女市八女福島重要伝統的建造物群保存地区 秋田県横手市増田町。どのような成功事例か。都会の芸術家(若者)の誘引、どのようなスキームなのか。この2つの成功事例を踏まえ、同じく桐生新町伝統的建造物群保存地区をもつ桐生市として、どのように効果的な施策を積み重ねる考えがあるか
04
リノベーションの成功事例。兵庫県篠山市集落丸山、東京都台東区谷中の宿泊施設(ゲストハウス)。谷中、宿泊の常識を見直す役割分担による成功例。宿泊のみ。風呂は近隣の銭湯。食事は近隣の飲食店。受付(フロント)と宿泊は別。リノベーションと役割分担による宿泊施設(ゲストハウス)の確保、桐生新町伝統的建造物群保存地区に適用できるか
05
東京メトロポリタン4千万人、訪日外国人1億人、この人口の波を、群馬、そして桐生に呼び込む、壮大な戦略、中沢ビジョン。「桐生新町の集中整備」。シンボルストリート。本町通り1・2丁目、集中的に面的に整備。再生される店舗は、事業主体の主要商品のその本拠へのガイド機能を担う「アンテナショップ」(主に繊維製品)。飲食関係の店舗。店舗の出入り口のひさしを瓦ぶきにするなど、伝統の街並みとしての調和を図る。同地区終点(天満宮に向かっては起点)をゲートまたは石柱などで明示すると共に、その由来を説明する碑・案内板を建てる。総事業規模、約8億円。本町1・2丁目に限定し、二分の一補助上限100万円という考え方ではなく、全額補助上限800万円×100店舗=8億円というプランニング。桐生再生の一丁目一番地の話。桐生市行政当局として、現在どのように考えるか
桐生市の入札制度は、適法・公正・公平に運用されているか
01
現在の入札制度は、予定価格が公表される入札制度。これでは、競争性が低い。東京都、群馬県は予定価格非公表の先進的入札制度をとっている。このことを知っているか。なぜ桐生市は予定価格を公表するのか、この辺の研究はしているのか
02
一般競争入札においては、公告と同日に「ぐんま電子入札共同システム」に掲載・参加者を募集している。指名競争入札においても掲載している。しかし、最近の共同企業体方式での入札においては、「ぐんま電子入札共同システム」での掲載・参加者募集をしていないが、それはなぜか。掲載すべきではないか
03
(仮称)梅田浄水場機械設備工事の入札。設計から入札に至る一連の過程で不当行為が行われたという疑念。特記仕様書からその疑念を持つ。市は梅田浄水場全体で億を超える税金を投入、設計事務所に設計委託。桐生市水道局との綿密な打ち合わせの上、今回の仕様書最終スペック決定に至った。この間の打ち合わせ議事録、関連資料、を公文書として保管しているか